コマジャンルール -2015年改訂版-
予め指定された同一の雑誌の中から、1コマを切り抜き、それらを「コマジャン、ホイ!」の合図とともに 同時にフィールドに出し、より面白い方が勝者となる。
どちらがより面白いかは3名の審査員によって決定される。 選手(コマジャン師)は一人(シングル)もしくは二人(ダブルス)で試合に臨む。
一試合は5ラウンド制。3本先取した方が勝者となる。なお、5ラウンドまでは審査員はドローを宣言することが可能であり、それによって5ラウンド終了時に勝ち星の数が同数の場合は、サドンデスの6ラウンドとなり、このとき審査員は必ずどちらかにポイントを入れなければならない。
1試合に投入できる持ちコマは15枚とし、これを1デッキと呼ぶ。
準決勝までは大会前に通知された課題雑誌の中から予めデッキを作成、試合に臨むものとする。

決勝戦に限り、課題雑誌は当日その場所で発表される。 決勝はその場で雑誌から規定時間10分以内に1デッキを切り出す『ライブコマ出し』によって作成したデッキで対戦を行う。なお、その際に1デッキが規定枚数15枚に満たない場合(あるいは16コマ以上ある場合)は、ペナルティとして勝ち星を1ポイント相手に献上しなければならない。
その他、ペナルティとして、もしも自デッキの中にあるコマと同一のコマがフィールドに出された際は、その時点で「カブりコマ」を申告。デッキからコマを捨てなければならない。
(廃止。シングルでは出しても勝てないため。また、コンボ(以下参照)の素材としては有効であると考えられるため。)
1ラウンド毎のシンキングタイムは10秒とする。
一度使用したコマはデッキから外し、同じコマを二度使用することはできない。
持ちコマは1コマとのルールですが、
1コマ以内であれば以下の例のように「任意の形にトリミングして切り出すことも可」とします。
特別ルール
本戦準決勝以降は「コマコンボ解禁」が宣言される。コマコンボとは1つのラウンドに同時に2枚のコマを出し、まるで2コマ漫画のような、よりストーリー性の高い世界観で勝負することを認めるものである。なお、コマコンボは1試合中に何度でも使用可能だが、1デッキ規定枚数以内で行わなければならない。
持ちコマの裏面が1コマ以内の絵柄である場合に限り裏面でバトルすることも可能。通称「ウラコマ」。ただし、切り出した中にコマとコマの境界があり2コマに見える場合などは違反となりペナルティとして1つ勝ち星を相手に献上しなければならない。
違反事項
切り出したコマに、コマとコマの境界線およびそれに準じる空白がある場合は、2コマとみなし違反となる。
ただし、コマからはみ出した絵柄やふき出しを含めたコマをトリミングした際に生じるもの(“コマジャンルール”の直下に添付してあるシマウマのコマのようなもの)、またはページ全面を使ったような境界線のないコマは1コマと見なし、使用可。

また、同一ページ内の2コマを一枚に切り出したものはコマコンボとは認められず、違反となる。
雑誌のマンガ以外のページ(グラビア、広告、巻末の次号告知ページなど)は使用禁止
ただし、マンガページ内のマンガ以外の要素(ページの柱広告、次回予告文など)は1コマとして使用する事は可。
試合前にレフェリーがコマの枚数チェックを行い、1デッキに16コマ以上持ち込むのは違反となる。
決勝戦の『ライブコマ出し』の際、制限時間10分以内に規定枚数15コマに満たない枚数しか切り出せなかった場合も違反となる。
試合中は、コマを出す以外のあらゆるパフォーマンス、演出行為を禁ずる。
試合中の発言を禁ずる。
試合中は、自らが作成したデッキ、こちらが用意した備品以外のあらゆる道具の使用を禁ずる。
また、こちらから指定した課題雑誌以外の雑誌からのコマを持ち込む事を禁ずる。
☆以上全ての違反に対しては、ジャッジマンおよび審査員、あるいは実況・解説からの異議が入った際、そのつど審議され、違反と見なされた場合はペナルティとして相手に勝ち星を一つ献上しなければならない。

-ルール考案・作成者:沖冲.-


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